初めて見ました、布団の御神輿 / 大安寺 八幡神社の秋祭り
八幡神社の秋祭りは、大安寺町、東九条町、八条町の三つの町が一緒に行うお祭りです。
御神輿や山車もそれぞれの町から出ていました。
初めて見て驚いたのが、布団の御神輿と、布団が屋根のようになった山車。
境内に敷かれた茣蓙の上に三つの町の参加者が分かれて座り、
神主さんは其の一カ所ずつを訪ねて茣蓙に上がり、作法に則ってお神酒を交わしていました。
お稚児さんも大人と一緒に茣蓙に座って役目をはたしていました。
赤く塗られた本殿は、それぞれの町がお供えをするので、とても華やかに飾られていました。
お餅で造られたお供え物が、ちょっとユーモラスで可愛らしく、とても好きになりました。
この八幡神社は1200年の歴史を持つと言われています。
観光化されたお祭りからは感じられない、本来の祭の姿を垣間見た気持ちになりました。
お稚児さんや山車に載って太鼓を叩いていた子どもたちが大人になった時にも、このお祭りは続いているかしら?