見えること、見ること

奈良町から、西へ、東へ! 

愛しの狛犬たち

神社に行くと、まず迎えてくれるのが阿形と吽形の一対の狛犬です。

お祀りしてある神さまを守るため、恐い顔が定番ですが、中には

阿形と言うより破顔の狛犬もいます。 

f:id:chihalog:20161011090446j:plain

奈良町にある鎮宅霊符神社(からくりおもちゃ館の隣)の狛犬は、阿形だけでなく吽形も口を結んだままにっこりしています。

f:id:chihalog:20161011090607j:plain

先日秋祭りで訪れた八幡神社の二対の狛犬は、とても個性的です。

木造で本殿の中にユーモラスな容姿で鎮座しています。

f:id:chihalog:20161011090710j:plain

f:id:chihalog:20161011090758j:plain

日本最古の石造りの狛犬と言われているのは、東大寺南大門の仁王像の反対側に鎮座している狛犬です。

1196年に宋から呼んだ石工が、宋の石を使って制作したそうです。

阿吽ではなく、日本独自に発展してきた狛犬とは異なるそうですが、

東方的な首飾りや台座がなかなかお洒落です。

f:id:chihalog:20161011090858j:plain

仁王像を拝観した後に素通りしないで、ご覧になることをお勧めします。

f:id:chihalog:20161011090939p:plain

このイラストはApple pencilで描いています。アッポーペンとパイナッポーペン欲しい!!

©2016 Chiharu,All Right Reserved