見えること、見ること

奈良町から、西へ、東へ! 

平城宮跡 1300年前の木簡の中には、個人情報カードもありました。

平城宮跡資料館に「地下の正倉院展」を観に行きました。

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資料館に行く前に、平城宮跡の北側にある水上池と磐之媛陵に立ちよりました。

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鴨やオオバンが飛来してくるのは、もう少し寒くなってから。

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磐之媛陵のお濠の睡蓮の葉はまだ元気に水面を覆い、間に黄色の小さな花が咲いていました。

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今回展示されているのは、役人の勤務評価に使われた木簡です。記載されているのは、官職、位階、姓名、年齢、本貫地(本籍地)が基本で、それに昨年度の評価と今年の評価、出勤日数等が書き加えられることが多いそうです。

数年の評価の積み重ねによる選叙の木簡では、各年の勤務評価の内訳、勤務日数の合計、位階昇進の判定結果等が書かれているそうです。

1300年前の下級役人は厳しく管理されていたようです。

f:id:chihalog:20161023111347j:plain 常設展示してあるお呪いに使われた土馬。

1300年前のカワイイは、なかなかです。

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1300年前の人たちは、今の私たちの世界を想像しなかったでしょう。

私たちも1300年後の世界を思い描くことはできません。

 

 

 

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